PAUL McCARTNEY / ALWAYS CM (Standard Edition)

型番 SAR-009
販売価格 1,000円(内税)
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93年11月のポールの来日公演から14日と15日の東京ドームでのサウンドチェックとコンサートとで構成された スペシャルTV番組を現時点での最良画質にして収録。このクオリティのマテリアルがプレス盤でリリースされるのは初めて!!!永久保存のプレス盤DVDでお楽しみ下さい!!! DVDのみのStandard Editionのほかに、11月14日のサウンドチェックをオーディエンス音源で収録したプレス盤CD付のDeluxe Editionもご用意!!!Standard Edition、Deluxe Editionそれぞれにジャケットを制作、レーベル面も美麗ピクチャー・ディスク仕様!!!粗悪な自家製DVD-Rなどとは一線を画した、決定盤と言える作品に仕上がっております!!! サウンドチェックというと、ポール・マッカートニーのものに限らず一般人はおよそ縁のない場所である気がしますが、93年のNEW WORLD TOURのサウンドチェックは、ポールが設立に深く関わったLIPAの資金を集めるために、少数で高額ながらチケットが発売され、公開形式で行なわれました。日本公演では嬉しいことに11月14日、15日の東京ドーム公演でTV収録が行なわれ、地上波で1種類、有料放送で2種類の番組が放送されました。都合3種類の番組の内容は、地上波のヴァージョンで日本のミュージシャンとポールの対談が挿入されている以外は、前半がサウンドチェック、後半が本番のライヴという基本的な構成は出来上がっており、放送された曲は、 有料放送のひとつが1曲多いというものでした。本作は有料放送の1曲少ない方のヴァージョンの映像をメインで収録し、画質が落ちるもの、もうひとつの有料放送でのみ放送された「Biker Like An Icon」を追加収録した完璧版!!!映像上の演出として、別にチケットを購入 したわけでもないエキストラがフィーチャーされているなど、ファンには少々不評な部分もあるサウンドチェック部分ですが、91年の シークレット・ギグ、そしてMTVアンプラグド(『公式海賊盤』としてリリース)を経て、NEW WORLD TOURのライヴ本編でも採用された アコースティック・バンド・セットで演奏される「Good Rockin’ Tonight」「Be-Bop-A-Lula」「Midnight Special」「Every Night」の4曲の温かみのある演奏をはじめ、「Just Because」「Midnight Special」「The Long And Winding Road」などは屈指の好演で、特にロビー・マッキントッ シュの上手さが光ります。また、NEW WORLD TOURでは途中までセットインしていたものの、この年の日本公演の本番では演奏され なかった「Every Night」「The Long And Winding Road」もサウンドチェックでは演奏しており、その映像が見られるというのも嬉しい限り。 放送されたコンサート本編の映像はサウンドチェックのそれよりも少なく、これには納得のいかないファンも多いと思いますが、なかなか見ることの出来ないサウンドチェックに比重を置いてくれているのは評価に値すると言えるのではないでしょうか?とにもかくにも本作は、極上の画質で(コンサート完全版ではないとは言え)日本公演をサウンドチェックとあわせて楽しむことが出来るファンには絶対の自信を持ってオススメ出来る逸品です!!!!ちなみに、この時収録されたコンサート本編の映像で、本作に収録されていない楽曲の一部は別の形で公開されているので、本作に収録されている映像は、そちらと合わせて楽しむことも出来ます。*93年の11月25日から12月16日 まで行なわれたNEW WORLD TOURの最終レグからは、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリで放送されたPRO-SHOT映像が存在していますが、実はこれらのライヴの演奏部分はほぼ全て11月15日の東京ドーム公演のものが使用されているのです(笑)。 曲間(MC部分)や客席を含む現地の映像も使われているものの「Drive My Car」「Coming Up」「All My Loving」「Off The Ground」「Good Rockin’ Tonight」「We Can Work It Out」「Hope Of Deliverance」「Yesterday」「Let It Be」「Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band」「Band On The Run」「I Saw Here Standing There」は日本では放送されていませんし、「Back In The U.S.S.R.」「Hey Jude」に関しても、南米での 放送ヴァージョンはポールが演奏中に日本語を発しているため、それを隠すための編集がされており、マニアックな意味では貴重です。 < Deluxe Edition>デラックス・エディションには、プレス盤のCDが付属。こちらには11月14日のサウンドチェックのオーディエンス 音源が収められています。「Twenty Flight Rock」までの収録で、基本的にこの曲でこの日のサウンドチェックはお開きになったものの、 その後、ロビー・マッキントッシュがギター・ソロ(「Robbie’s Bit」)を演奏したと伝えられています。本作では「C Moon」でカットのある オーディエンス・ソースをメインに使用し、「C Moon」は同日の別のオーディエンス・ソースで収録した最長版。サウンドチェックもライヴ本編も、14日の収録は15日のためのリハーサル的な意味合いがあったようで、CDで聴けるこの14日のサウンドチェックは、通常のサウンドチェックよりも収録を意識したものですが、それでもリラックスした雰囲気があります。そんな14日の演奏のうち、15日にも演奏されたものの放送には14日の演奏が採用された「Just Because」と、15日には演奏されていませんが「The Long And Winding Road」の演奏は素晴らしく、特に「The Long And Winding Road」は、ある氏をして”ポールの演奏したこの曲で最も素晴らしい”と言わしめたほどの名演で、 ポールの「The Long And Winding Road」の完成形と言っても差し支えのない美しい演奏が堪能出来ます。 ところで「The Long And Winding Road」と言えばBEATLESの『LET IT BE』に収録された、フィル・スペクターの勝手なアレンジにポールが嫌悪感を示したというエピソードは、ファンであれば知らない人はいないほど有名なエピソードですが、この、今まで世間一般で語られてきたアレンジとは別の ところにも重要な点があり、フィル・スペクターは一部メロディ(厳密にはコード)をポールに無断で変更しているのです。その箇所とはラストの”♪ lead me to your door〜”の部分。Yellow Dogの『YELLOW DOG DAY BY DAY SERIES 29』をお持ちの方はDISC2のトラック3を聴いてみて頂きたいのですが、ポールがジョンにこの曲のベースの進行を教えている箇所が問題で、途中に出てくる”♪ lead me to your door〜”は「F→B♭→E(Fm→B♭7→E♭)」、ラストの”♪ lead me to your door〜”は「Fm→B♭7→Cm」としています。ギターを簡単にでも弾くことが出来る人は、フィル・スペクターのヴァージョンに合わせて、ラストの”♪ lead me to your door〜”を「Fm→B♭7→Cm」で弾いてみてください。合うはずがありません。フィル・スペクターは、この部分を途中と同じく「Fm→B♭7→E♭」と改変してしまっているのですから。逆に元の演奏である、未発表アルバム『GET BACK』(『ANTHOLOGY 3』でも可)のこの部分を「Fm→B♭7→Cm」で弾けば、この部分の「正しい」コードが、それであることに嫌でも気づかざるをえないと思います。ポール自身はこの部分を「Fm→B♭7→E♭」で演奏したことなど、ただの一度もないにも関わらず、そうではないヴァージョンが世界で最も有名であることは不幸としか言い様がありません。ポールにとって運が悪かったのが、グリン・ジョンズが採用し、フィル・スペクターが元にした演奏のこの部分で、ジョンが(ベースで)C である部分を E♭で弾いてしまっており、これがフィル・スペクターのアレンジを誘発したと考えられなくもなく、「The Long And Winding Road」は” オーヴァーダブを極力排除する”という、未発表アルバム『GET BACK』の当初のコンセプトのせいで、最も損をした曲と言えるのかも しれません。

[DVD]Soundcheck
1.Opening 2.Matchbox(15日) 3.Just Because(14日) 4.No Other Baby(15日) 5.Bring It On Home To Me(14日) 6.Good Rockin’ Tonight(15日)7.Be-Bop-A-Lula(15日) 8.Midnight Special(15日) 9.Every Night(14日) 10.CMoon(14日) 11.Don’t Let The Sun Catch You Crying(15日) 12.Ain’t That A Shame(15日) 13.The Long And Winding Road(14日) 14.Get Out Of My Way(15日) 15.Linda Lu(15日) 16.Twenty Flight Rock(15日) Concert 17.Let Me Roll It(14日のサウンドチェックと本編のコンバイン) 18.We Can Work It Out(15日) 19.Lady Madonna(15日) 20.Magical Mystery Tour(15日) 21.Live And Let Die(15日) 22.Paperback Writer(15日) 23.Back In The U.S.S.R. (15日) 24.Hey Jude(15日)25.Biker Like An Icon(15日)

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