BLACK MARKET BEATLES

販売価格 3,000円(内税)
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著者
ジム・バーケンシュタット、ベルモ/著 セバスチャン夏樹/訳

出版社
バロック出版

刊行年
1997年

P.268
ビートルズの海賊盤レコード時代の情報本

ビートルズの海賊盤(ブートレッグ盤)の詳細な解説書。洋書を翻訳して出版した貴重な本とも言える。昔のアナログレコード時代からビートルズの海賊盤は大きな人気を博していた。日本でも専門店があり繁盛していた。。

 小生が中学生頃と言えば、もう30年近くも前の話だ。当時の海賊盤専門店は。東京でも限定された地域にしか、そんな店は存在していなかった。主に新宿だ。現在でも当時からの流れで、新宿には海賊盤専門店がたくさん存在している。

 30年前はCDは存在していなかった時代だ。アナログLPレコード時代全盛期で、公式盤が2500円程度の値段だった。一方の海賊盤は非常に高価で、最低でも3500円はしていたのだ。30年前の3500円だ。
 そんなアナログ時代から10年ほど経過し、1980年代の後半は、CD全盛の時代に変わっていった。ビートルズの海賊盤もアナログLPからCDへと媒体が変わっていったのだ。大きな変化と言えば、やはり音質の向上だろう。CDはLPのようなスクラッチ音が無いので、CDに変わった当時は、本当に聴きやすいと思ったものだ。

 ビートルズの海賊盤と言えば、ライブ盤、アウトテイク盤が主流だ。特にライブ盤は1960年代の雰囲気を感じる唯一のものだ。LP時代よりCD時代になると、音質の悪いライブ盤が良好な音質で聴くことができるようになった。これは素晴らしいことだと思った。

 同時にアウトテイク盤も音質が飛躍的に上がり、ビートルズの海賊盤はメチャクチャ売れていったのだ。小生もCDに変わっても買い続けていたし、現在の公式盤より音質の良いCDも中には存在するのだ。BBC関連やアンソロジー関連が公式盤として発売される以前から、海賊盤でいろいろな音源がファンの間では聴かれていたのだ。

 そんな数々の音源を詳細に分析したのが、このBlack Market Beatlesだ。音源の録音日時や海賊盤の製作会社、また海賊盤の存在の背景なども、詳細に書かれていて、とても興味深い内容となっている。日本版が少し残っています。ビートルズファンなら必須の本とも言えるのだから。

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