OASISは「STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS」に伴う2000年のツアーが8月28日に幕を閉じた後、2001年の1月に突然3つの南米のフェスティバルに出演しました。
そのうち、最初に出演した1月14日の”ROCK IN RIO �掘匹砲�けるステージをサウンドボード音源とプロショット映像で収録。
セットリストには、オフィシャルライブ作品の「FAMILIAR TO MILLIONS」がリリースされた2000年ツアーのものをフェスティバル用に若干コンパクトにした内容。
映像は南米バージョンを収録しており、「FUCKIN' IN THE BUSHES」が鳴り響く中ステージへの向かうバンドの姿から始まります。
今では脱退してしまったアラン・ホワイトにちょっかいをかけるリアムの姿に往年のファンは一抹の淋しさを感じてしまうことでしょう。
サポートキーボードにも「FAMILIAR TO MILLIONS」と同じく、2000年ツアーを途中マイク・ロウから引き継いだZEB JAMESON。ステージに登場したメンバーが定位置につき簡単な挨拶を済ませると、リアムが「セマイセイッ!!(SOME MIGHT SAY!!)」と叫びますが普通に「GO KET IT OUT」からライブはスタート(笑)
音声はモノラルっぽいステレオですが、ライブ直後にVHSで商品化された同映像は終始音声に揺れのあるものもあったので、数曲は日本でも放送されていますが、現時点で最良の画質と音質と言えるでしょう。
南米での放送映像に変換した際に生じる特有のノイズがごく微量ながらあるものの、十分に鑑賞に堪え得るクオリティーでライブを楽しめることが出来ます。
ライブの内容としては、中盤のハイライト「GAS PANIC!」では、後半のジャムの展開に若干手が加えられているほか、「WONDERWALL」はインタールード付きで演奏されており、久しぶりにライブを行うと必ず言っていいほど不調なリアムの声も終始好調なため(セットリストに全く意外性がないものの)僅か3公演とはいえ、十分なリハーサルを行ったうえで南米に向かった可能性もあります。
もちろん2000年のツアー後、リアムはすぐにスタジオに入ったので四六時中歌っていた可能性の方が高いですが(笑)
「CIGARETTES & ALCOHOL」はイントロ前で「TOMORROW NEVER KNOWS」が、エンディングで「WHOLE LOTTA LOVE」が登場する2000年春以降のものを踏襲するアレンジ。「ROCK'N'ROLL STAR」はこの年の正月に電撃的な復活を遂げたGUNS'N'ROSESのアクセルに捧げられています。
全体的にはこのライブのほぼ1年前(1999年12月)に新しいラインナップで初めてライブを行ったとは思えないほど手堅い演奏でまとめられたライブであると言えます。
音声のみを収録したディスクはオープニング「FUCKIN' IN THE BUSHES」が未収録ですが、ただ単にビデオを音盤化したものではなく、十分にセパレーションしたステレオサウンドボード。
数種類発売された今までのタイトルはそのほとんどが露骨なビデオ落としであったので、お持ちの音源に満足できていないファンにはぜひご試聴いただきたいです。