2002年2月10日のベルリン公演と2001年5月15日のロサンゼルス公演をともに放送されたサウンドボード音源で収録。 CDの前半のベルリン公演は正式なギグではなく、アルバム『Heathen Chemistry』はおろか「The Hindu Times」もリリースされていなかった時期のライヴで、プロモーション活動の一環としてフルセットでライヴをやった、という公開リハのような内容。放送時に未発表の曲を放送しないために編集されたダイジェスト・ヴァージョンがこのCDに収録されています。この年のツアーではセットから外れた「Supersonic」「Fade Away」「Gas Panic!」「Rock'n'Roll Star」等がサウンドボードで聴けるという点に価値があります。CDの後半のロサンゼルス公演は2001年初夏に北米だけで行なわれたBlack CrowesとのBrotherly Love Tour(兄弟愛ツアー)のもので、当時のドラマー、アラン・ホワイトが親指の手術のため不参加で、Paul Wellerバンド等で有名な彼の実兄スティーヴがトラを務めています。前半のベルリン公演とダブっている曲ではホワイト兄弟のスタイルの違いを聴き比べることが出来るという面白さもありますが、何よりBrotherly Love Tour(兄弟愛ツアー)の音源は珍しいので貴重な音源。