OASIS/SPLENDER 2(LIVE IN JAPAN 1995 WEST)【2CD-R】 (betrayer-009)
1995年8月に関東5公演大阪2公演の、計7公演行なわれた2度目の来日公演から、8月28日IMPホール、29日ベイサイド・ジェニーでの大阪2公演の音源を収録した2枚組タイトル!!! 過去、8月28日IMPホール公演は、ROLLERCOASTER SUPERNOVAの『TWO GIRLS WITH PILLS AND POWDERS』で、29日ベイサイド・ジェニー公演は『Hello Again』でバンド・セットが、アコースティック・コーナーは『Free Tibet』、ほぼ同内容ながらコピーではない『Tibetan Wonderland』他で聴くことが出来ました。また、これらの音源を組み合わせてライヴ全長を再現した"Hello Again Complete"という音源がトレーダーの間で広まり、それが『TWO GIRLS WITH PILLS AND POWDERS』に収録されましたが、いずれのタイトルも、現状入手が困難になっているため、要注目のリリースです。今回のリリースに当たっては2公演ともリマスターが施されており、28日公演は、演奏も悪くないだけに「Roll With It」途中までの収録なのが残念ですが、29日公演も新たに編集されたマスターを使用しているため、この年の来日公演を楽しむのに最も適した29日公演のベスト・ヴァージョンが収録されていると言えます。2度目の日本公演はセカンド・アルバム『(What's The Story)Morning Glory?』リリース前に未発表の新曲を数多く披露するという過渡期的時期に行なわれた来日であり、ノエルが歌う「Whatever」はヴァースで、コーラス・パートのメロディが歌われている、この年の日本公演のみの珍しいアレンジであることは特筆すべき事項。来日中のホテルのエアコンと、寝ずのお戯れのせいで喉を傷めたリアムは、同時発売の関東3公演を収録した『SPLENDER 1(LIVE IN JAPAN 1995 EAST)』では辛そうな場面もありますが、大阪公演ではなかなかのヴォーカル・パフォーマンス。バンドの演奏も関東の公演に比べると堂々としたもので、関東の公演から時系列で聴いていくと、ツアー中にパフォーマンスが上がっていったことがわかります。全体的には、レパートリーに加えて間もないナンバーが多いため、当時加入2ヶ月ながらしっかりとしたドラミングのアラン・ホワイト(29日の「I Am The Walrus 」は本当に凄い!)を含め、後の演奏と比べると初々しい演奏ですが、今聴くと逆に新鮮で、バンドの試行錯誤も垣間見れて聴きごたえがあります。29日の「Cast No Shadow」では、ディレイを使って“一人コーラス”をつけているのにも注目。2度目の来日公演の出回っている音源を全て収録した全2作のシリーズ。関東公演を収録した『SPLENDER 1(LIVE IN JAPAN 1995 EAST)』とあわせてお楽しみ下さい!!
DISC :1
1. The Swamp Song
2. Aquiesce
3. Supersonic
4. Hello
5. Some Might Say
6. Shakermaker
7. Roll With It
Live at Imperial Hall, Osaka, Japan 28th August 1995
8. The Swamp Song
9. Aquiesce
10. Supersonic
11. Hello
12. Some Might Say
13. Shakermaker
14. Roll With It
15. Slide Away
16. Cigarettes & Alcohol
17. Rock 'n' Roll Star
DISC:2
1. Fade Away
2. Cast No Shadow
3. Whatever
4. Talk Tonight
5. Don't Look Back In Anger
6. Live Forever 7. I Am The Walrus
Live at Bayside Jenny, Osaka, Japan 29th August 1995