マイルスデイヴィスに「電化製品マニア」と言われていた頃のエレクトロファンク全盛時の映像。
ローリングストーンズのバッキングヴォーカリストとしても名を馳せたバーナード・ファウラーをリードヴォーカリストに据え、ダンスチャートでもヒットしたアルバムタイトル曲(カーティスメイフィールドのカヴァー)"Future Shock"も良いが、やはりヒップホップクラシックとしてあまりにも有名な"Rockit"が本作最大の見せ場。
もう、こうなってくるとジャズとかフュージョンとかはどうでもよくなって来る訳で、今でこそ当たり前のようにバンドメンバーとして認知されるようになった"ターンテーブリスト"をポップスの表舞台に出してきた彼の功績はあまりにも大きい。ターンテーブリストに対しての当時の観客の困惑振りも今となっては相当に面白い。
ヘッドハンターズとは違ったニューアレンジの"Chameleon" など、実はかなりグルーヴィーでカッコ良くプレイされているのでファンク信者も見て損ナシ。
収録内容/曲
Ohne Filter Musik Live Extra German TV 1984
01. Earthbeat
02. Future Shock
03. Autodrive
04. Rockit
05. Crazy Cuts
06. Chameleon
NTSC PRO-SHOT Approx:43mins