1984年制作、ヨーコ・オノのドキュメンタリー作品(日本語字幕バージョン)が登場!
2010年の2月に77歳になったにも関わらず、精力的に活動を続ける彼女の生い立ちから、50歳を迎えるまでの人生を綴った内容で、貴重な映像も多く含まれています。
内容は、ヨーコ・アンソロジーといった趣ですが、まずは昭和8年生まれにも関わらず、彼女の幼少期の映像に出てくることは、裕福な家庭出身であることを伺わせます。
彼女の前衛芸術を映像や写真を使って紹介する場面を経て、60年代、70年代のヨーコとジョンの発言も使われてジョンとの出会いが語られます。ヨーコの個展でのジョンの映像なども登場。
69年1月のGET BACK SESSIONの映像も白黒、カラーともに未発表のものを見ることが出来ます。
若干驚きなのが、制作当時ポールとリンダがわざわざ登場し、ヨーコとのエピソードを語っていること。
若干奥歯に物が挟まったような物言いをしているのに注目(笑)
その後、ジョンと平和運動、別居のこと、ショーンの誕生と話題は展開し、ジョンのホームムービーなども公開されます。
そして、ジョンの死を活動することで乗り越えたこと、成長するショーンの姿、仕事のこと、その先のことが語られています。
正直、ヨーコよりの構成になっていますが、貴重な映像も含まれており、ビートルズファンは見ておいて損はないと言えるでしょう。