ツアーの中でも特に良い演奏の多い時期の音源であり、演奏はほとんどミスもなく、圧倒的な存在感を有した磐石の演奏。しかしリアムのコンディションはかなり悪く、オープニングの「Be Here Now」から既に危なっかしい上に、「Some Might Say」ではサビを途中からノエルに託す苦しいパフォーマンス。ただ、この日が素晴らしいのは(この時期セットインしていた「Don't Go Away」 がオミットされている可能性が高いものの)この状況にあってライヴの内容にほぼ変更を加えることなくラストまで高水準のパフォーマンスを展開している点。また後半に行くにしたがって、むしろリアムのパフォーマンスは上がっており、聴いていると引きこまれてしまう不思議な感覚に。音質の良さももちろんですが、内容も良く、未聴のファンには必聴アイテム。また音源を収集するにあたっても、ツアー1の名演との誉れ高い翌月のマンチェスター公演のサウンドボード音源とセットリスト的に補完し合っており、そのうえボーナス・トラックもプラス。ファン必携!
(Disc 1): 01.Be Here Now / 02.Stay Young / 03.Stand By Me / 04.Supersonic / 05.Some Might Say / 06.Roll With It / 07.D'You Know What I Mean? / 08.Magic Pie / 09.Don't Look Back In Anger / 10.Wonderwall / 11.Live Forever / 12.It's Gettin' Better (Man)
(Disc 2): 01.All Around The World / 02.Fade In-Out / 03.Champagne Supernova / 04.Acquiesce
=Recorded Live at Brabanthallen,Den Bosch,Holland 27th November 1997=
(Bonus Track)
05.Be Here Now / 06.Magic Pie / 07.D'You Know What I Mean? / 08.Fade In- Out
=MC: At Earl's Court Exhibition Centre,London,UK 27th September 1997=
=Performance: Live At The Hammerstein Ballroom,NYC,NY,USA 8th October 1997=