心無いオーディエンスのせいでライヴが打ち切られて しまった、レアな96年3月10日のプロヴィデンスはストランド・ シアター公演がオーディエンス音源で登場!!! 限定200セットには、このギグの3日前に行なわれた、有名なフェアファックス公演のオーディエンス・ショット映像を収録したDVD-R付!!! このライヴはこの年3度行なわれた北米ツアーの1回目 (2月23日〜3月13日)に含まれており、ビルボード誌の2月24日付のチャートでセカンド・アルバム『(What’s The Story)Morning Glory?』が最高位4位を記録した原動力となった「Wonderwall」の大ヒットの真っ只中の公演。もともと96年は、前年6月にアラン・ホワイトが加入しセット・リストをセカンド・アルバム仕様にしてロードを続けたバンドは、96年に入ってからは磐石の演奏を展開するようになりましたが、その中でも古くから3月7日のフェアファックス公演、本国に戻ってからの3月19日のカーディフ公演等で知られるように、 リアムのパフォーマンスさえ良ければ間違いなく素晴らしい出来になる充実期。この日も素晴らしい演奏が展開されているのですが、ノエルのソロ・アコースティック・セットで事件が起こります。「Wonderwall」を演奏中に、オーディエンスが投げた靴がノエルを直撃。ブーイングが起こりますが、ノエルは何も言わずにステージを去っています。ここで兄弟愛かバンド愛か、すかさずリアムが飛び出してきてオーディエンスに文句を言っています。一度録音が止められているので、実際にどの程度の時間ライヴが中断になったのかは不明なものの、バンドが再びステージに揃っても、靴が当たった ノエルは一言も発しておらず、その代わりに”(靴を投げたりしなければ)あと何曲かの弾き語りと、「Don't Look Back In Anger」「Live Forever」が聴けたんだぜ”リアムは4文字言葉連発で怒りは収まらず、バンドは「I Am The Walrus」だけを演奏してギグはお開きになってしまっています。「I Am The Walrus」が完全終止する直前に録音が終わってしまうため、メンバーが最後に何か言ったかどうかがわからないことと、平均を下回る音質のオーディエンス録音であることが残念。しかしながら「俺達が我慢することなんてありえないぜ」というOasisイズムが存分に堪能出来る、ファン必携の1作です!!!
1.The Swamp Song
2.Acquiesce
3.upersonic
4.Hello
5.Some Might Say
6.Roll With It
7.Shakermaker
8.Morning Glory
9.Cigarettes & Alcohol
10.Champagne Supernova
11.Whatever
12.Wonderwall(break off)
13.I Am The Walrus
Live at Strand Theater, Providence, RI,US 10th March 1996