Live at Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 12th September 1992
衝撃の世界初公開マスターが新発掘。「1992年9月12日:名古屋市公会堂」公演の極上オーディエンス録音です。クリスタル・クリアに透き通った空気感を貫く芯は力強く、ディテールまでキラキラと輝いている。シンセが荘厳に響き渡っても曇りや濁りを起こさず、ベースやドラムの輪郭もキリッとしたまま。1992年ジャパン・ツアー全体で見ても屈指の名録音です。ショウは1992年の基本に準じていますが、その熱気は特別。もちろん基本的には演奏が始まれば、1音も聞き逃すまいという集中力と静寂に包まれるわけですが、1曲1曲を終えた際には盛大な喝采が飛び、次曲のイントロに歓喜が爆発する。それこそ欧米にも負けない反応で、20年ぶりの再訪に湧く現場が猛烈にリアル。特に凄絶なのはアンコール。「America」や「Rondo」を交えてのメドレーが炸裂するわけですが、そこではビシッと揃った手拍子が延々と3人を支え続け、キメのフレーズにあわせて「Hey! hey!」のコールが飛ぶ。そして、暴れるキースに向かって凄まじい歓喜が荒れ狂う。その熱気を目の当たりにした事でやる気を掻き立てられたのか、70年代もかくやという灼熱の名演を猛烈クリアなサウンドで実体験できる奇跡のライヴアルバムです。
Disc 1 (64:56)
1. Karn Evil 9
2. Tarkus
3. Knife Edge
4. Paper Blood
5. Black Moon
6. Close To Home
7. Creole Dance
8. From The Beginning
9. Still You Turn Me On
10. Lucky Man
11. Romeo And Juliet
12. Pirates
Disc 2 (36:11)
Pictures At An Exhibition
1. Promenade
2. The Gnome
3. Promenade
4. The Hut Of Baba Yaga
5. Drum Solo
6. The Hut Of Baba Yaga
7. The Great Gates Of Kiev
8. Fanfare For The Common Man/America/Rondo
9. Finale
Keith Emerson - Keyboards Greg Lake - Bass, Guitar & Vocals
Carl Palmer - Drums & Percussion